最近、野菜が高い!少しでも安く野菜を買いたい方にはフードロス・食品ロス通販サイトがおすすめです。
野菜は収穫が天候に左右されやすく、またコロナ禍の影響により高騰が続いていますよね。
そんな高騰が続いている野菜はフードロス・食品ロス通販サイトで安く購入することができます。
今回は、野菜が買えるおすすめフードロス・食品ロス通販サイト6選を紹介いたします。
その他のフードロスサイトやアプリはこちらの記事で紹介しています。
近年、ニュースなどで話題となっている食品ロス問題。 この問題の解決策の一つとして、食品ロス対策に役立つ通販サイトやアプリが続々と登場している。 今回は、おすすめの食品ロス(フードロス)通販サイトを紹介していこう。 そもそ[…]
豊洲市場ドットコム
豊洲市場ドットコムは、市場に密接し幅広い野菜を扱っているフードロス・食品ロス通販サイトです。
東京にある豊洲市場は有名シェフや市店料亭の料理人、江戸前の寿司職人といった、食材を扱うプロの仕入れ場所として利用されています。
そんな豊洲市場からフードロスを減らすため、「フードロス削減ドットコム」が開設されました。
イベントの中止やコロナ禍の影響で買い手がつかなくなった食材など様々な理由で賞味期限切れ間近になった食品を販売しています。
豊洲市場ドットコムでは、たまねぎやししとうなど幅広い種類の野菜が売られています。
詰め合わせの商品は少ないですが、2021年11月時点で「季節の函南めぐり野菜」として3~5種の野菜の詰め合わせが販売されていました。
豊洲市場ドットコムでは割引されている野菜は少なく、むしろ割高な野菜がありました。
豊洲市場ドットコムのたまねぎと楽天市場のたまねぎを比較すると、楽天では送料無料なのに対し、豊洲市場ドットコムでは送料が1セット657円(税込)するため、割高となってしまいます。
送料はセット数で変動し、1セット1000円以下で配達できるものがほとんどです。
そのため、送料を合計すると割高になる場合があるため注意しましょう。
うまいもん
うまいもんでは、ネギやかぼちゃ、ケールなど幅広い種類の野菜を扱うフードロス・食品ロス通販サイトです。
定価から見て、約3割から5割ほど、割引されている商品が多いです。
定期購入のみですが、発送日の朝に収穫した野菜を、5~8種類の詰め合わせセットとして購入することができます。
きゅうり・ブロッコリー・ほうれん草・水菜・たまねぎ、トマト、アスパラ、スナップえんどう、ねぎ、しいたけ、小松菜と季節に沿った幅広いラインナップです。
送料は商品および運搬先ごとに値段が変わりますが、1000円程度の送料となっています。
一部、送料無料の商品もありました。
うまいもんでの注意点は、商品ごとに送料がかかるところです。
割引された野菜も送料込みで割高となってしまうことに注意しましょう。
支払いはクレジットカードと銀行支払いになります。
うまいもんでは、消費者庁が、関係各省と連携してお子練っているフードロス・食品ロス削減国民運動であるNO-FOODLOSS PROJECTを実施しており、フードロス削減に貢献できる通販サイトです。
WakeAi
WakeAiは、コロナ禍によって困っている農業事業者の方々などから、買取するフードロス・食品ロス通販サイトです。
元々は、ボランティア活動としてフードロス・食品ロスの活動から開始されました。
通販サイトの中でも割引されている商品が多く、割引額も約3割~5割ほどです。
例えば、WakeAiミニトマト1㎏でしたら2,980円、更に32%の割引で2,030円で販売されています。
送料は、一部を除き1,000円以上と比較的高いです。
その分、値引きされた商品が多いため、割引率に注意して野菜を購入しましょう。
WakeAiでは、期間限定野菜の詰め合わせセットもありますので、要チェックです。
KURADASHI
日本初、最大級の社会貢献型フードロス・食品ロス通販サイトです。
フードロス削減への賛同メーカーより協賛価格で提供を受けた商品を最大97%割引しています。
客へ販売し、売上の一部を社会貢献活動団体へと寄付しています。
KURADASSHIの淡路島産たまねぎ20㎏は、7,344円なのに対し、楽天市場では約5,000~6,000円となっており、やや値段が高いです。
送料は600円程度と比較的安く、送料無料なキャンペーン商品もあるため手軽に購入することができます。
Let(レット)
出典: Let(レット)
Let(レット)は訳アリ品や規格外品といった、従来であれば廃棄されてしまう食品の販売に注力しているフードロス・食品ロス削減用ECアプリです。
野菜などの食品だけではなく、美容品、家電、日用品など幅広い商品を扱っています。
特に、種類の豊富な野菜の詰め合わせセットは魅力的です。
2,890円のセットでは、フリルレタス、スイスチャード、ケール、ルッコラ、ビーツ、ガブリエル、パプリカ、バターナッツかぼちゃ、ノーザンルビー、ブラウンマッシュルームなど季節ごとの野菜がセットになっています。
Let(レット)ではプレミアム会員となると、お得に野菜を購入することができます。
一般会員ではポイント還元率が1%なのに対し、プレミアム会員はキャンペーン時に還元率50%と多くのポイントが付与されます。
また、1000円以下の送料は実質無料と手軽に注文することができるようになります。
Let(レット)は売上の一部を食品ロス削減活動に充てており、サステナブルな活動に貢献することができるフードロス・食品ロス削減用ECアプリです。
tabeloop(たべるーぷ)
tabeloop(たべるーぷ)は社会課題解決型のフードロス・食品ロス通販サイトです。
売り上げの一部を世界の飢餓で食料に苦しんでいる人達に寄付するなどの活動をしています。
割引率は最大5割引、一部の会員・数量限定商品は1円と破格な値段で販売されています。
10~12種類の野菜セットは、2000円と安価に購入できます。
また、送料は1000円程度です。
一部送料無料の商品もあるのでチェックしましょう。
送料は、無料も多いですが、商品によっては送料がかかります。
例えば、10~12種類の野菜セットの配送料は、本州、四国、沖縄を除く九州は1,000円かかりませんが、北海道、沖縄県への1000円以上です。
特に、沖縄県は1,740円と高めな配送料になります。
LOSSZERO(ロスゼロ)
LOSSZERO(ロスゼロ)は未利用原料や未利用食品を消費者につなぐことで食品ロスを削減する通販サイトです。
通常価格の3割引の商品が多いです。
送料は、沖縄県・離島を除いて無料。送料有料の場合は1,000円未満での発送が可能です。
なぜ野菜が安く購入できるの?
フードロスによる対策の一つです。
大きさ異なっていることや見た目が不格好ことのため、適正価格での販売ができない野菜を、安く売ることで廃棄しないようにしています。
元々、大きさや重さが水準より大きく上下している、見た目が不格好、表面に傷がついているなどの理由で、商品として売ることができなかった野菜です。
そのため、野菜を安く購入することができます。
そもそもフードロスとは
食品の売れ残しや食べ残し、消費期限切れなどで本来食べることがものを廃棄されることを指します。
食品ロス、食材ロスなどとも呼ばれています。
問題視されている理由は、大きく分けて三つです。
近年、ニュースでも取り上げられることの多い食品ロス(フードロス)問題。 実は30年前からメディアで問題提起されています。 一体なにが問題となっているのでしょうか。 日本の食品ロス状況、対策などを詳しく解説していきます。 […]
食の不均衡
一つ目は、食の不均衡です。
農林水産省によると、平成30年の時点で、日本は600万トンものフードロスで食品を廃棄しています。
しかし、食料難民が世界に9人に1人の割合で飢餓状態に苦しんでします。
彼らを援助する為には、約390万トンの食料が必要です。
対して、先進国ではあまった食料を廃棄しています。
日本だけでも、約1.5倍の食料を廃棄している現状、飢餓で苦しんでいる人達に不平等なため、大きな問題になっています。
環境への影響
二つ目は、環境への影響です。
食品の廃棄を行い続けることで、地球環境の汚染や地球温暖化を促進する原因になります。
焼却や運搬の際に発生する二酸化炭素や、灰を埋めた後に発生するメタンガスなど、地球を汚染する物質を発生します。
世界の人口が多くなるにつれ、廃棄の量も増え続け、地球の環境に悪影響を及ぼすため、世界ではフードロスの対策をしています。
経済への影響
最後に、経済への影響です。
フードロスで廃棄するために、運搬や焼却炉の稼働により多くのコストがかかります。
このコスト分の費用は、税金から取られているため、減らすことができれば、税金が安くなる未来も見えてきます。
近年では、日本の自治体や企業が積極的に取り組むことで廃棄量を減らすようにしています。
その内の一つとして、不格好な野菜を安く売ったりしています。
品質は大丈夫?
同じ環境、同じ日時で採取された野菜のため、見た目などを除けば品質に問題が無いものです。
そのため、普段手が出せない価格のブランド野菜などを、半額近くから三分の一程度で買取ることができます。