皆さんは、会社から徒歩10歩ほどで必要な物が買えたり、マンションのフロア内に、あなたのニーズに最適化されたお店があればいいと思いませんか?
それに答えるのが、無人コンビニ「600」です。より便利で、ストレスがなく、時間を大切に使える世界を目指して作られた「600」を紹介していきます。
無人コンビニとは
無人コンビニとは、店員が不在でも精算できるコンビニです。セルフレジやキャッシュレス決済などを導入しており、アメリカでは「Amazon go」という無人コンビニがすでに営業されています。
昨今、少子高齢化に伴い様々な業界で人手不足となっており、特にコンビニ等の小売業界は深刻な人手不足となっています。 この人手不足を解消する方法としてデジタル技術を活用した「無人コンビニ」が今、注目を集めています。 この記事では、[…]
無人コンビニ「600」とは
無人コンビニ「600」とは、600株式会社が提供するオフィス向けミニ無人コンビニです。
商品の補充は週2回。1ヶ月で600を取り揃えることから無人コンビニ「600」と名付けれました。
電源コンセントさえあればどこにでも設置できることが最大の特徴。クレジットカード決済などキャッシュレスに対応していることはもちろん。
商品の売れ行きなどデータを取得し、品揃えの改善が可能となっています。
無人コンビニ「600」の機能
無人コンビニには、導入する場所に合わせた商品を届けるため、主に3つの特徴を有しています。
- 様々な商品に対応
- キャッシュレス支払いに対応
- スマートロック
様々な商品に対応
無人コンビニ「600」はマンションのフロア内をはじめとする、様々な場所に導入されており、その場所に合わせたコンテンツが提供されます。
贈り物やおもちゃ、雑貨、生活用品から、調味料、食材まで、幅広い品揃えです。
2022年には、新サービス「Store600 FROZEN」(ストア600 フローズン)の提供を予定しており、冷凍食品にも対応可能となります。
キャッシュレスで支払い
専用アプリにクレジットカードを登録する事で、キャッシュレス決済が可能となります。
スマートロック
扉は常にスマートロックによって施錠されており、専用アプリを使って入ることができるので、防犯面では安全です。
無人コンビニ「600」の費用
無人コンビニ「600」の初期導入費用は無料、月額費用は5万円からと導入のハードルは低いです。
初期導入費用 | 無料 |
月額費用 | ¥50,000~ |
無人コンビニ「600」事例
KDDI DIGITAL GATE
5GやloT(モノのインターネット)に取り組むKDDI社のビジネス開発拠点「KDDI DIGITAL GATE」の入口に無人コンビニ「600」が設置されています。
残業でつかれているとき、気持ちをリフレッシュさせるための好物が無人コンビニ「600」に入っている事で、外のコンビニまで買い出しに行く手間も省けるので、無駄な時間を短縮できると好評のようです。
キャッシュレス決済で会計が楽になるだけでなく、移動時間が省かれることによって、仕事の効率化にもつながりますね。
日鉄興和不動産
無人コンビニ「600」はマンション向けに、新モデル「store600」を開発し、日鉄興和不動産はこれをマンションに導入しました。
マンション向けモデルでは、クレジットカード決済でなく、QRコード決済が採用されており、今後は食品や冷凍食品も取り扱いたいとしています。
現在は10棟の物件に導入されていますが、既築物件での取り扱いも視野に入れています。