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完全食おすすめ

【2021年】おすすめの完全食をタイプ別で比較

普段の食事で、必要な栄養素をすべて摂取できている人はどれほどいるのだろうか。

仕事などで日々忙しい現代人にとって、食事に時間を割くことは意外と大変なことである。

そんな中、手軽に必要な全ての栄養をとることができる食事として、近年注目を集めているのが完全食だ。

一口に完全食といっても、ドリンクタイプの物からパンやパスタといった食事タイプのものまで種類は様々で、それぞれのメーカーによって特徴が異なる。

そこで、今回はおすすめの完全食とその選び方について紹介する。

そもそも完全食とは

そもそも完全食とは、「完全栄養食」や「パーフェクトフード」とも呼ばれ、人が生きるために必要な栄養素すべてをバランスよく含んだ食事のことを指す。

人が生きるために必要な栄養素量は、その人の性別・年齢・1日に消費するエネルギー量によって違いがあるが、厚生労働省は日本人の1日に必要なエネルギーや栄養素量の基準として「日本人の食事摂取基準」を定めている。

その厚生労働省の定める「日本人の食事摂取基準」に基づき、すべての栄養素を含む食品を「完全食」と呼ぶのである。

完全食について、より詳しく知りたい方はまずこちらの記事を参考にしてみてほしい。

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完全食とは

おすすめの完全食の選び方

ここからは、おすすめの完全食の選び方について書いていく。

完全食を選ぶ方法としては、目的別で選ぶ方法・栄養価で選ぶ方法・種類で選ぶ方法の3つがある。

それぞれの選び方別におすすめの完全食を紹介しよう。

目的別で選ぶ

ダイエットとしての活用

完全食を摂取することは、ダイエットにも非常に効果的だ。

食事制限によるダイエットの場合、栄養は偏りがちだが、完全食は人が生きていくために必要な栄養素がバランスよく含まれているため、栄養バランスが偏ることがない。

その上、カロリーも計算されて作られているので、カロリーコントロールがしやすい。

具体的な商品例をあげると、低糖質なCOMPのLC、高タンパクなhuelのBlack Edition、砂糖不使用のみらいの完全栄養食ダイエットなどはダイエットに適している。

完全食でのダイエット方法については、こちらの記事から。

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完全食 ダイエット

時短料理としての活用

完全食は時短料理にもなると注目を集めている。

普通の食事で栄養バランスを整えた食事を取ろうとすると、献立を考え何品か作る必要があるが、完全食を取り入れると、たった1品で済ませることができる。

調理の手順も簡単で、カップ麺などと同じように、熱湯を注ぐだけで作れる完全食も登場している。

普段の食事代わりに完全食を取り入れる場合には、BASE PASTAや日清食品のオールインヌードル、オールインパスタといった食事タイプの完全食を選ぶと良い。

健康のために活用

完全食は、手軽に必要な栄養をすべて摂取できるので、健康のために活用することも可能だ。

3食のうちの1食を置き換えるだけでも、食事の栄養バランスの偏りをかなり減らすことができる。

1度に30種類近い栄養素を簡単に摂ることができる完全食は、時間のない健康志向の人にとっては強い味方である。

栄養価で選ぶ

日本人の食事摂取基準(2020)に則っているか

日本国内のメーカーが開発している完全食は、日本人の食事摂取基準に基づいて開発が進められている。

一方で、海外メーカーの開発する完全食は、日本人の食事摂取基準に基づいて開発が行われているわけではない。

栄養価を特に重視して完全食を選ぶ場合、日本のメーカーは開発した完全食を選ぶのがよいだろう。

BASE PASTAやBASE BREAD、日清食品オールインパスタ、オールインヌードルなどは、公式サイトに、日本人の食事摂取基準に基づいた栄養素量の一覧が示されており、日本人の食事摂取基準に基づいた完全食を選びたい方には、おすすめの完全食である。

タンパク質の量

完全食を選ぶときに重視したほうがいいのが、タンパク質の量だ。

過剰なダイエットをしている人や健康志向が強い人、高齢者で肉や魚、大豆食品を敬遠しがちである。

タンパク質は筋肉や臓器を作るために必要な栄養素で、そのタンパク質を構成するアミノ酸の一部は食事で摂取する必要がある。

そのため、タンパク質の量を気にして完全食を選ぶことは大切だ。

huelのBlack Editionは特にタンパク質の含有量が多く、タンパク質の不足を解消してくれるだろう。

また、タンパク質の量が多い完全食は、筋トレや体づくりをしている方にもおすすめである。

種類で選ぶ

ドリンクタイプ

ドリンクタイプの完全食は、手軽に摂取できることが最大の魅力だ。

調理に関しても、パウダーを水などの飲み物に溶かすだけと簡単なものが多い。

ドリンクタイプの完全食には、COMPやhuelなどがある。

仕事が忙しく、自炊をしている時間がない方などに特におすすめである。

食事タイプ

食事タイプの完全食は、昼食や夕食の代わりとして利用することができる。

食事タイプの完全食で1食置き換えると、栄養バランスの偏りが減るだけでなく、毎日の献立を考えなければならない手間が省くことも可能だ。また、食事タイプの完全食は、自分でアレンジを加えることで味が変えられ、飽きがきにくい。

日清食品オールインヌードルやオールインパスタは、おすすめのアレンジ方法まで公式サイトに載せられて参考にすることもできるので、おすすめである。

おすすめの完全食を紹介

完全食といっても、最近は数多くの種類が販売されている。

日本国内だけでも、約10社が完全食を取り扱っている。

海外のメーカーを入れると、その数は数えきれないほどだ。

今回は、その中からおすすめの完全食を7つ選んで紹介していこうと思う。

それぞれの完全食の特徴をまとめてみた。

商品名タイプ一食あたり定期購入価格特徴
COMPドリンクタイプ417円396円1杯400㎉で十分な栄養補給ができる。
huelドリンクタイプ265円イギリス発の完全食で、累計販売数1億食を突破している。
みらいの完全栄養食ダイエットドリンクタイプ初回:94円
二回目:352円
砂糖不使用・炭水化物と脂質も抑えられたダイエットにピッタリの完全食。
BASE BREAD食事タイプ442円367円26種類の栄養素を十分に補える完全栄養食のパン。
BASE PASTA食事タイプ390円初回:312
二回目:351
26種類の栄養素を十分に補える完全栄養食のパスタ。
日清食品 オールインヌードル食事タイプ400円栄養ホールドプレス製法という新製法で、ゆでても栄養が流出しない。
日清食品 オールインパスタ食事タイプ400円栄養ホールドプレス製法という新製法で、ゆでても栄養が流出しない。

ドリンクタイプ

COMP

COMPは「日本人の食事摂取基準」基づいて開発された日本発の完全食だ。

栄養バランスを調整する簡便な選択肢を提供し、当たり前の健康を目指すことを目的としている。

COMPはドリンクタイプなので、好きな時に手軽に栄養を摂取できる。

1杯あたりのカロリーも400㎉とカロリー計算がしやすいのも助かる。

別売りのCOMP Flavorを使えば、栄養バランスを崩すことなく味を変えることができ飽きがきにくいため、毎日の食事のメニューに加えやすいのも魅力だ。

また、COMP Powder LCは糖質調整がなされ、糖質が抑えられているので、特にダイエットを目的としている方におすすめの完全食となっている。

compについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

huel

huelはイギリス発の完全食で、累計販売数は1億食を超えている。

人間を意味するhumanと燃料を意味するfuelを組み合わせて名づけられた。

動物や環境への影響を最小限に抑えた、便利な完全栄養食を作り、多くの方が続けやすい価格で提供することを目指している。

huelはドリンクタイプの完全食で、1杯あたり400㎉とカロリー計算がしやすく、265円からのリーズナブルな価格設定も魅力的だ。

また、huelには動物性食品が一切使用されていない。

つまり、ヴィーガンの人でも食べることができる。

huelは保存期間が長く、廃棄物を抑えることもでき、地球に優しい製品であるといえる。

1杯あたりのカロリーが明確でダイエットにも適しているhuelの中でも、特にHuel Black Editionは、高タンパクだが炭水化物が少ないので、おすすめである。

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hueとは

みらいの完全栄養食ダイエット

みらいの完全栄養食ダイエットは、構想から開発まで535日もの長い期間を費やされて完成した。

自然食材を中心に扱う健康食品専門店のタマチャンショップから発売されている。

タマチャンショップはオンラインだけでなく、実店舗も6店舗構えている。

みらいの完全栄養食ダイエットは、1杯に3食分の栄養素が含まれていることが最大の魅力だ。

味はソイミルク、カカオ、ストロベリーの3つの味から選ぶことができる。

おすすめのアレンジ術や使い方が公式サイトに公開されているので、完全食が初めての人にも優しい。

みらいいの完全栄養食ダイエットは、完全食をダイエットに活用したい人におすすめである。

大切な栄養素の補給を行ってくれるだけでなく、砂糖不使用で炭水化物や脂質といった太る原因になる栄養素はカットされている。

1杯およそ55㎉と低カロリーなのもダイエットに最適な要素である。

また、初回限定お試しプログラムが用意されており、通常の75%オフで試すことができる。

食事タイプ

BASE BREAD

BASE BREADは、BASEFOODから販売されている日本発の完全食だ。

プレーン・チョコレート・メープル・シナモン・カレーの5つの味が用意されている。

1食あたり2袋のセットで、日本人の食事摂取基準に基づいた26種類の栄養素をしっかり接種することができる。

1食あたり390円からとお手頃価格なのも良い。

継続コースユーザー限定のオンラインコミュニティ「BASE FOOD Labo」では、コミュニティーメンバーおいしい食べ方が共有されている。

Instagramでも話題となっており、購入者が実際に試したアレンジ方法などを見ることができる。

通常よりも少ない個数での購入が可能なスターターセットが用意されているのも魅力的である。

BASE BREADは、食事の代わりとして手軽に取り入れられる完全食だ。

忙しくて自炊をする時間がない方や、ダイエット中でもパンを食べたい方などにおすすめである。

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BASEFOODとは

BASE PASTA

BASE PASTAはBASE FOODから販売されている日本発の完全食だ。

フェットチーネとアジアンの2種類が用意されている。

ゆで時間は、フェットチーネが2分、アジアンが1分と、どちらも短時間で調理することができる。

1食あたり390円とお手頃価格で、日本人の食事摂取基準に基づいた26種類の栄養素をしっかりと摂取することができる。

フェットチーネはもっちりとした食感を楽しむことができ、アジアンはアレンジ幅が広く食べやすい。

公式サイトには、実際の購入者が試したアレンジ方法も掲載されている。

別売りの特製ソースもあり、調理に自信がない人にはありがたい。

短時間での調理が可能なので、忙しくて時間がないけど、食事はしっかり楽しみたい方におすすめである。

日清食品 オールインヌードル

日清食品オールインヌードルは、日本人の食事摂取基準に基づいて開発された完全食だ。

日清食品が開発した栄養ホールドプレス製法という新技術が使われ、ゆでる時に流出しやすい栄養素が中心に詰め込まれている。

長期保存しても栄養素が失われないことも魅力で、賞味期限は製造日から6カ月となっている。

日清食品オールインヌードルの麺のゆで時間は4分。

カップでの調理の場合は、熱湯を注いで6分で完成するという手軽さである。

また、公式サイトには、おすすめのアレンジ方法が掲載されている。

アレンジレシピも簡単なものが多く、10分以内で調理が可能なものばかりだ。

短時間での調理が可能なので、忙しくて時間がないけど、食事はしっかり楽しみたい方におすすめの完全食である。

日清食品 オールインパスタ

日清食品オールインパスタは、日本人の食事摂取基準に基づいて開発された完全食だ。

日清食品が開発した栄養ホールドプレス製法という新技術が使われ、ゆでる時に流出しやすい栄養素が中心に詰め込まれている。

長期保存しても栄養素が失われないことも魅力で、賞味期限は製造日から6カ月となっている。

日清食品オールインパスタの麺のゆで時間は4分。

カップでの調理の場合は、熱湯を注いで6分で完成するという手軽さである。

公式サイトには、おすすめのアレンジ方法が掲載されている。

アレンジレシピも簡単なものが多く、10分以内で調理が可能なものばかりだ。

短時間での調理が可能なので、忙しくて時間がないけど、食事はしっかり楽しみたい方におすすめの完全食である。

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